昨年の10月31日にメキシコの「巨大結晶の洞窟」を紹介しました。
 
 http://d.hatena.ne.jp/stone-circle/20081031


 NHKテレビで、この洞窟が放送されます。
 4月18日(土)=午後10:00〜10:50

 詳細は、NHKテレビのホームページを見てください。


 http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=509&date=2009-04-18&ch=21&eid=13460


 番組の紹介
http://www.nhk.or.jp/wonder/

http://www.nhk.or.jp/wonder/program/1/index.html
 

 予告編
 http://www.nhk.or.jp/wonder/program/1/trailer.html




 先日の「おきなわ石の会」の観察会で見た有孔虫に
関連した記事を見つけましたので紹介します。


 朝日新聞:有孔虫が語る「太古の記憶」
https://aspara.asahi.com/blog/science/entry/Y7adyqJs7R


 ・現在、約3万種の有孔虫化石が確認されている。
 ・最古の有孔虫の化石は、約5億年前のもの。
 ・生息種が各時代により異なり、年代を特定することができる。
 等々


 沖縄周辺の有孔虫化石や地層等については、記述されていませんが、勉強になる内容です。


 またまた、ナショナルジオグラフィックニュースから。


 軟体動物のタコの化石が紹介されています。


 


 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2009032301&expand


 タコには骨がなく、筋肉と外皮でできているので、
死ぬと、粘液状に分解されてしまうそうそです。
 タコの化石はとても貴重なものです。


 写真の説明図には、タコの墨の跡や吸盤まであり、
こんなものまで、化石になっているなんて驚きです!


 北谷町で恐竜が発掘されました!


 ・「北谷町」と言っても、沖縄の北谷(ちゃたん)ではなく、
  福井県勝山市の「北谷(きただに)町」です。



   白亜紀前期(約1億2千万年前)の小型肉食恐竜の化石約160点が見つかり、新種の可能性があるそうです。

  さらに、脳の神経経路の穴の痕跡(脳函:のうかん)などの貴重な化石も多く発見されています。


 詳細は、福井県立恐竜博物館で紹介されています。


 http://www.dinosaur.pref.fukui.jp/


 http://www.dinosaur.pref.fukui.jp/research/200903excavation/


 http://www.dinosaur.pref.fukui.jp/research/200810excavation/


 【一度は行ってみたい博物館ですね】



 浦添市港川で、「おきなわ石の会」の野外観察会が行われました。
 前日の雨天と変わって、天気にも恵まれ36名の方が参加。


【シャコウソウリとユウウコウチュウ】
「社交的な総理大臣と友達(友好中)」ではなく、


・シャコウソウリ = 斜交層理
 堆積した地層の向きが途中で斜めに交わっている


・ユウウコウチュウ = 有孔虫
 この地層を作っているのが、星の砂や太陽の砂
 「有孔虫」からできた石灰岩(アワ石)


◎地学の教材に最適な「斜交層理」を観察しながら、みんなで地層が斜交している理由を考えました。

 また、生痕化石(カニ類の巣穴)や水の流れた痕跡も見ることができました。 


◎そして、
浦添市教育委員会のアンザイさん、ナガハマさんの案内で崎原古墳群の観察。

・空寿崎(通称:カーミージー)で、二重ノッチ、ポットホール等の観察、砂浜で有孔虫の採取。
・海岸性の植物、干潟の生物等を観察。
が行われました。

★アンザイさん、ナガハマさん、ありがとうございました★


◎最後に、未来の地質学者(?!)の小学生・中学生に参加者を代表して感想を発表していただきました。

stone-circle2009-03-02



 沖縄県埋蔵文化財センターで、特別講座が開催されます。


◎考古学・人類学研究の最新成果
 「今明かされる先史沖縄人」


3月7日(土)13:00〜17:00
入場無料、先着120名


・人骨が出土する墓の研究:葬墓制や当時の死生観。
・DNA分析:先史沖縄人の集団構成や系統関係、起源。
・先史沖縄人の身体的な特徴、その生活ぶり。
・抜歯風習:先史沖縄人の習俗。
・骨に残された安定同位体の研究:先史沖縄人の食生態。


 詳細は、県立埋蔵文化財センターのホームページで紹介されています。


http://www.maizou-okinawa.gr.jp/jinkotsu/index.html


浦添市で「遺跡発掘調査現場見学会」が行われます。


◇2月21日(土):少雨決行


・午前10時〜11時:港川崎原古墳群
 石灰岩の斜面を堀り込んだ珍しい造りの亀甲墓、破風墓。
 これらの墓が10基以上も発掘調査で姿を現しています。
 まとまった石造りの古墓がみられるのは浦添市では初。


・午後2時〜午後3時
 琉球王国時代の浦添市前田に丘を堀り込んで作られた多数の墓。
 これまで知られることのなかった浦添の歴史がよみがえる。


・午後4時〜5時
 大きな井泉で豊富な湧水の仲間樋川。
 洞窟の中から清らかな湧水を導く石造りの樋(とい)。
 かつてのにぎわいをしのばせる平場、農作物や農具等を洗う溜め池。
 水をリサイクルして大切に使う工夫を見ることができる。


いずれも参加費は無料。事前の申し込みや予約も不要。


問い合わせ
浦添市文化課文化財係 
 電話:098−876−1234(内線6216、6217)


集合場所等は、「広報うらそえ」を参照。
http://8761234.jp/koho/200902/P16_17.PDF