沖縄本島の北西約180km、水深1,000mの海底から「うらしま」が戻ってきました。


 「うらしま」って、ターヤガー(沖縄の方言で「誰ですか?」)。
 「うらしま」は、海洋研究開発機構(JAMSTEC)の深海専用探査機のこと。
 荒れた海域や氷に閉ざされた海、活動中の海底火山付近など、潜水調査船の母船が近づくことが出来ない場所で調査を行うため自力で航行し、自動観測する無人探査機。


 「うらしま」は、ヌーソータガ(沖縄の方言で「何をしていたの?」)。
 伊平屋島の北西で、熱水が噴出している海底の調査をしていました。


 調査した結果は、海洋研究開発機構のホームページで紹介されています。
 http://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/20071214/index.html


 また、今年の1月には、石垣島北西の海底火山(鳩間海丘:水深1,470m)で青色の熱水噴出が見つかっています。
 http://www.jamstec.go.jp/jamstec-j/PR/0701/0123/index.html


 沖縄が暖かい理由は、南側(石垣)と北側(伊平屋島)の海が熱水で暖められているからなのかな〜?