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結局、「ガンガラーの谷」で行われた発掘調査の手伝い・見学会には行くことができませんでした。
そこで、少しでも、発掘現場の雰囲気を味わいたいと図書館で借りてきて読んだのが、こちらの本です。(今年の8月に出版されたばかり)
化石は語る―ゾウ化石でたどる日本の動物相 (琵琶湖博物館ポピュラーサイエンスシリーズ)
- 作者: 高橋啓一,川那部浩哉
- 出版社/メーカー: 八坂書房
- 発売日: 2008/07/01
- メディア: 単行本
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◆およそ450万年前に生きていたミエゾウから、アケボノゾウ、シガゾウ、トウヨウゾウ、マンモスゾウを経て、約1万5000年前に姿を消したナウマンゾウまで、大陸からやってきたゾウたちは、なぜ日本から姿を消してしまったのか。全国各地から得られるゾウやシカ、魚類や貝化石・足跡化石や植物化石を手に、日本列島を舞台に繰り広げられた動物たちの絶滅と進化の物語をつむぐ。
◆自然史系の博物館に展示されている化石の横に添えられているプレートには、化石の名称・種類、年代、発掘場所等が記載されています。
このプレートの文字を書くために費やした多くの時間や労力、展示に至るまでのさまざまな課程(例:工事現場で見つかり、翌日には埋められてしまうため、徹夜で発掘作業等)、化石の発見・発掘、研究過程でのさまざまなエピソードを交えながら、日本列島の哺乳動物の成り立ちを紹介しています。
★この本を読んで、今回、発掘調査の手伝いに行けなかったのが本当に残念です。
次回、機会があれば、必ず参加したいと思います!
※「ガンガラーの谷」の発掘見学会に行かれた方がいましたら、当日の状況を教えて下さい。