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世界遺産に関連して
1.THE 世界遺産:「神秘の水中鍾乳洞」
明日(5月31日):琉球放送(午後6時〜)
・メキシコ・ユカタン半島西側のシアンカアン
ジャングルの中にある泉「セノーテ」の地下に広がる神秘の世界。
http://www.tbs.co.jp/heritage/info/schedule.html
http://www.tbs.co.jp/heritage/index-j.html
2.世界遺産への招待状:南アフリカ「洞窟に描かれた太古の岩絵」
6月1日:NHK(午後10時〜)
・標高3000m級の山々が連なる大地の洞窟。
アフリカ最古の先住民サン族が太古の昔に描いた4万5千の岩絵。
http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/invitation/index.html
※最初、「サンぞく」と聞いた時には、アフリカに山賊?!と思いました。
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30年前に宮古島のピンザアブ洞穴で発掘された化石が新種のクマネズミ。
2万6000年から2万8000年前の地層から出土した化石。
頭骨やあごの骨、臼歯の特徴などから新種のクマネズミと断定。
全長60〜70センチと推定され、クマネズミ属の中では最大級。
・沖縄タイムス
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-05-20-M_1-029-1_006.html?PSID=a0afa282c61e81e49f4282d3d32b8a93
・琉球新報
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-144793-storytopic-5.html
・琉球朝日放送(QAB)
http://www.qab.co.jp/news/200905199218.html
・琉球放送(RBC)
http://www.rbc-ryukyu.co.jp/rnews.php?itemid=22274&catid=12#more
※昔、読んだ本に「ほ乳類の中で、種類が最も多いのがネズミ」と書かれていたように思います。
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5月9日に、「おきなわ石の会」の総会と講演がちゃたんにらいセンターで開催されました。
(参加者33名)
1.総会の内容
昨年度の事業報告、会計・監査報告、今年度の事業計画、予算、役員体制等が承認。
今年度は、役員に新しく事務局補佐が誕生し、監事2名の体制となりました。
2.講演
5月10日が地質の日、また、今年は世界天文年であることから、講演は、地質(石灰岩と人の暮らし、沖縄諸島の成り立ち)、天文(隕石、小惑星)に関連した講話でした。
★「おきなわ石の会」の活動予定
・7月25日(土)野外観察会:バン崎、底仁屋
・9月12日(土)野外観察会:糸満市米須霊域・石碑
(各都道府県を代表する石が用いられています)
・11月14日(土)サイエンス・カフェ:普天満宮内鍾乳洞
・1月9日(土)野外観察会:場所未定
・3月13日(土)野外観察会:場所未定
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= 「おきなわ石の会」からのお知らせ =
5月9日(土) 午後3時〜
「おきなわ石の会」の総会と講演が開催されます。
場所=ちゃたんニライセンター (入場無料)
内容
・定期総会
・講演:1.石灰岩と人のくらし
2.惑星になり損ねた星くずたち
3.沖縄の島のなりたち最新情報
※5月10日は、地質の日。
また、今年は、「世界天文年」。
講演は、石灰岩、沖縄のなりたち、星をテーマにした内容です。
会員以外の方・友人・知人等、地学に興味のある方・老若男女・国籍・年齢に関係なく参加自由!
※総会では、今年度の活動計画(活動予定)を決めます。
・○○にある△△を観察したい。
・□□の化石・鉱物・岩石を採取したい。
等々
皆様からの意見・要望・提案等をお待ちしています。
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今日、4月22日はアースデイ(地球の日)。
地球環境について考える日です。
動物や植物では、絶滅危惧種という言葉が使われます。
これは、通称、「レッド・データ・リスト」とか「レッド・データ・ブック」といわれているものに記載されている動物や植物のことです。
生物だけではなく、地学の分野にも「土壌版レッド・データ・ブック」というものがあります。
http://www.tbg.kahaku.go.jp/reddata/
http://www.tbg.kahaku.go.jp/reddata/start3.html
◎沖縄県内の土壌で記載されているもの
・レベル8(非常に緊急に処置しなければならない)
石垣市カーラ岳:乾性黒色土
http://www.tbg.kahaku.go.jp/reddata/text/8_1.html
・レベル7(緊急に対処しなければならない)
旧佐敷町:泥灰岩を母材とした塩基性埴質未熟土
http://www.tbg.kahaku.go.jp/reddata/text/7_1.html
恩納村:表層グライ化赤・黄色土(湿性フェイチシャ)
http://www.tbg.kahaku.go.jp/reddata/text/7_2.html
・レベル6(緊急に対処しなければならない)
名護市南明治山:表層グライ灰白化赤・黄色土
http://www.tbg.kahaku.go.jp/reddata/text/6_2.html
・レベル5(近い将来消滅が危惧される)
竹富町浦内川:マングローブ林土壌
http://www.tbg.kahaku.go.jp/reddata/text/5_1.html
・レベル2(消滅が多少危惧される)
旧東風平町:疑似グライ化グルムゾル様土(ジャーガル)
http://www.tbg.kahaku.go.jp/reddata/text/2_7.html
名護市久志:ポドゾル様赤黄色土
http://www.tbg.kahaku.go.jp/reddata/text/2_8.html
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ナショナルジオグラフィックニュースから
約12万年前に起きた海面上昇の速度について
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=12383124&expand
・ユカタン半島のサンゴ礁化石を調査した結果、海面が50年間で約3m上昇していたことがわかったと発表。
現在の年間上昇率2〜3ミリ(50年で10cm〜15cm)に比べ格段に速い。
※但し、サンゴ礁や気候の専門家から、この発表を疑問視する意見も出されています。
【「おきなわ石の会」の観察会でも、海面変動が話題になります。
このような研究がさらに進み、海面変動の速さが解明されていくと良いですね。】
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沖縄を代表する石材の一つにトラバーチンがあります。
写真は、首里の中城御殿跡地に建てられていた旧県立博物館の壁に使われていたトラバーチンです。
旧県立博物館の撤去・取り壊しにより、壁(トラバーチン)も消失してしまうことから、「おきなわ石の会」では、壁を分割したものを県内の小中学校に寄贈し、理科教材に役立ててもらおうと取り組んでいます。
トラバーチンの表面をルーペで観察すると、石灰藻やサンゴ、二枚貝、巻貝、大型有孔虫(サイクロクリペウス)、巣穴(サンドパイプ)等の多数の化石を見ることができます。
★多くの化石が含まれていること、また、歴史に残る旧県立博物館の壁面を飾っていたことから、単なる石材ではなく、とても貴重な「石財!」ですね。